「自分の性格を知りたい」と思うと、二つの名前が浮かびます。ビッグファイブとMBTIです。同じことをしているように見えますが、よって立つ考え方は正反対です。一方は程度を測り、もう一方はカテゴリーを測ります。
ビッグファイブが測るもの
ビッグファイブ(OCEANモデル)は、性格を五つの大きな次元で描きます。開放性、誠実性、外向性、協調性、情緒安定性(神経症傾向の逆)です。それぞれが連続体であり、あなたは「外向的か内向的か」ではなく、尺度のどこかに位置づけられます。これは心理学の基準モデルです。数十年の研究から生まれ、高い信頼性をもち、具体的な結果(満足度、健康、成功)を予測します。
MBTIが測るもの
MBTIは、四つの二分法(E/I、S/N、T/F、J/P)に基づいて人を16タイプに振り分けます。そのアプローチはカテゴリー的で、あなたはどちらかのタイプに属します。学術の世界をはるかに超えて広まり、自分について語るための簡潔で直感的な共通言語を提供しますが、信頼性については批判されます。数週間後に再受験するとタイプが変わることがあるのです。
主な違い
ビッグファイブ:連続的な次元(程度)。MBTI:カテゴリー的なタイプ(区分)。
ビッグファイブ:学術的基準、予測力あり。MBTI:信頼性に議論あり。
ビッグファイブ:研究、厳密な評価。MBTI:内省、コミュニケーション、チーム。
ビッグファイブ:繊細だが「キャッチー」さに欠ける。MBTI:記憶に残るが時に単純化的。
どちらを選ぶべきか?
行動を予測するうえでもっとも信頼でき役立つ指標がほしいなら——とりわけカップルでは協調性と情緒安定性が大きく効きます——ビッグファイブを選びましょう。とっつきやすい出発点、互いの違いを語るための共通の語彙がほしいなら、MBTIは十分に役目を果たします。多くの人はMBTIから始め、その後ビッグファイブで掘り下げます。
関連づけられるか?
はい。MBTIの二分法は、ビッグファイブの次元と部分的に重なります。MBTIの外向はOCEANの外向性とおおむね一致し、直観は開放性と、感情は協調性と、判断は誠実性と重なります。MBTIに大きく欠けているのが情緒安定性——まさに人間関係でもっとも予測力の高い次元の一つです。両方を掛け合わせると、より完全な像が得られます。